Category Archives: アフリカ情報

守られるべきもの 南スーダン危機5年目へ

/ 12月 18, 2017/ アフリカ情報, 世界/日本社会情勢, 難民

2013年12月15日、一部兵士による反乱に端を発する南スーダン危機が勃発。

2011年7月に独立したばかりの世界で一番新しい国は、突如として人道危機の渦中へと陥りました。

以来、大統領派と元副大統領派の対立が続き、幾度となく停戦合意が結ばれては破棄され、無辜の市民が殺戮や性暴力、誘拐といった危険に晒されています。今や南スーダンは、アフリカ最多の難民を生み出す国となってしまいました。 read more

テロ組織と難民支援 -ケニア・ダダーブ難民キャンプの事例-

/ 10月 11, 2017/ アフリカ情報, 世界/日本社会情勢, 国際協力, 難民

前回の記事はルワンダで書きましたが、三連休の間に無事に日本に戻りました。

さきほど知人のFB投稿で知ったのですが、NHKのクローズアップ現代で難民支援についての番組が放映されたようです。

番組ページ:テロ組織が難民支援をねらう!? ~世界最大キャンプ閉鎖の裏で~

放送は終わってしまっていますが、番組名で検索すれば動画も見つかります。

センセーショナルなタイトルの番組ですが、どんな内容なのでしょう。まずは上記ページから、番組紹介を引用します。 read more

私の見たナイジェリア -10月1日ナイジェリア独立記念日によせて-

/ 10月 1, 2017/ アフリカ情報, 世界/日本社会情勢, 国際協力

皆様お久しぶりです、現在東アフリカのルワンダ滞在中です。

出張が終わったらルワンダについての記事を書こうと思っていますが、今日はナイジェリアについて書きます。

ナイジェリアは私が23才で赴任し1年弱を過ごした思い出深い国であり、その後オックスフォードで出会った親友の母国でもあります。

アフリカ一の経済規模と世界一の人口増加率を誇る未来ある大国。 read more

アフリカ回想録④ ここにしかない景色 エチオピア-2015年

/ 8月 7, 2017/ アフリカ情報

この記事はアフリカ回想録エチオピアシリーズの4回目です。

1回目の記事はこちら→アフリカ回想録① 私の愛しい国、エチオピア-2010年

2回目の記事はこちら→アフリカ回想録② 仕事の原点 エチオピア-2010年

3回目の記事はこちら→アフリカ回想録③ 再びこの地へ、エチオピア-2013年

前回は2度目のエチオピア訪問のお話をしました。

3度目の訪問はエチオピア人の友人を訪ねて乗り換えで一泊しただけの短い訪問で、写真もほとんど撮っていないので、今日は4度目の訪問の時に撮った写真をご紹介します。 read more

アフリカ回想録③ 再びこの地へ、エチオピア-2013年

/ 7月 16, 2017/ アフリカ情報, 世界/日本社会情勢, 国際協力

この記事はアフリカ回想録エチオピアシリーズの3回目です。

1回目の記事はこちら→アフリカ回想録① 私の愛しい国、エチオピア-2010年

2回目の記事はこちら→アフリカ回想録② 仕事の原点 エチオピア-2010年

今回は2013年に二度目に訪れた時のお話をしたいと思います。

考えてみれば、一つの国に2回以上別の用件で訪れたのは、エチオピアが初めてだったように思います。同じ仕事をしている時に何度も出張に行くことはもちろんありますが、全く別の用で2度以上訪れた国は、今のところエチオピア以外になさそうです。 read more

アフリカ回想録② 仕事の原点 エチオピア-2010年

/ 7月 9, 2017/ アフリカ情報, 世界/日本社会情勢, 国際協力

シリーズ化するつもりで始めたのに随分間が空いてしまいましたが、アフリカ回想録エチオピア編の2回目です。

1回目の記事はこちら→アフリカ回想録① 私の愛しい国、エチオピア-2010年

前回に引き続き、2010年に現地で撮影した写真を交えながら、今回は私のアフリカとの出会いとなったエチオピア出張を振り返ることで、現在に至るまでのキャリアの原点についてお話ししたいと思います。 read more

アフリカ回想録① 私の愛しい国、エチオピア-2010年

/ 6月 11, 2017/ アフリカ情報

今回から「アフリカ回想録」と題して、私が今まで訪れたアフリカの国々を写真をちりばめながらご紹介したいと思います。

第1回目の今回は、迷わずエチオピアを。

私が初めて訪れたアフリカの国であり、どこよりも多く訪れた国であり、私の仕事の原点です。

そして何より、私にとって思い入れの強い国です。アフリカでは9か国、世界全体では30弱くらいの国を訪れましたが、エチオピア以上に思い入れのある国はありません。 read more

上を向いて咲く -東アフリカの小国ルワンダ、悲劇の歴史と「奇跡」の成長-

/ 5月 6, 2017/ アフリカ情報, 世界/日本社会情勢, 国際協力

みなさまこんにちは。

私が今携わっている日本政府資金の国際協力事業、舞台は東アフリカのルワンダです。

ルワンダと言えば、おそらく日本の皆様の多くが最初に思い浮かべるのが、1994年のジェノサイド。「ジェノサイド」という言葉が一般的に認知されるきっかけとなった壮絶な悲劇の舞台です。

あるいは、ビジネス界の方々を中心として、もっと前向きな印象をお持ちの方も増えているかもしれません。 read more

アフリカに関するステレオタイプ(後編)-開発と援助の混同-

/ 4月 20, 2017/ アフリカ情報, 世界/日本社会情勢, 日本社会情勢

この記事はアフリカに関するステレオタイプ(前編)-統計が覆い隠す現実-の続きです。

前編冒頭で触れた開発関連の実務家や私の友人が言うように、なんらかの統計上でアフリカ人が知能で他の人種に劣ったとして、それは何を意味するのでしょう?

まずは、統計の取り方に問題があります。
例えば英語で試験を行ったのであれば、当然英語力の高い人の結果が良くなる。言語の問題を取り除けたとして、受けてきた教育のレベルが反映される。教育のあまり関係ない、知恵を問うような問題だったとして、我々が真理と信じるものを世界中の人間が真理と信じているかはわからない。
西洋的世界観を前提とする試験を受けさせているとすれば、それは、違う真理の元で生きる人々に試験の作成者の真理を押し付けていることに他ならないのです。
彼らは彼らの真理が唯一無二の真理だと考えているわけですが、実際、アフリカには非科学的(=非西洋的)世界観を真理として信じる人もいるのです。
彼らの世界で共有されている真実を、外部の人間が真実でないと言えるでしょうか。
それが非科学的だから?では科学が真実だとなぜ言い切れるのでしょう。 read more

アフリカに関するステレオタイプ(前編)-統計が覆い隠す現実-

/ 4月 20, 2017/ アフリカ情報, 世界/日本社会情勢, 日本社会情勢

これは2013年6月、私が英国の大学院に通っていたころ、修士論文を書き終えたタイミングで執筆した文章に一部修正を加えたものです。(写真もなく文字数が多いので2回の投稿に分けています。)

アフリカに対しては日本で、そして世界で、かなり偏ったステレオタイプ的な見方がまかり通っています。アフリカ出身の友人たちと一緒にアフリカについて学んだ個人的な経験に基づき、私はそれを正面から批判します。 read more