Category Archives: 世界/日本社会情勢

守られるべきもの 南スーダン危機5年目へ

/ 12月 18, 2017/ アフリカ情報, 世界/日本社会情勢, 難民

2013年12月15日、一部兵士による反乱に端を発する南スーダン危機が勃発。

2011年7月に独立したばかりの世界で一番新しい国は、突如として人道危機の渦中へと陥りました。

以来、大統領派と元副大統領派の対立が続き、幾度となく停戦合意が結ばれては破棄され、無辜の市民が殺戮や性暴力、誘拐といった危険に晒されています。今や南スーダンは、アフリカ最多の難民を生み出す国となってしまいました。 read more

入籍時の改姓について-世界観の衝突

/ 12月 14, 2017/ 世界/日本社会情勢, 働き方, 日本社会情勢

またしても長く更新に間が空いてしまいました。

この間色々ありましたが、筆者は兼ねてから同棲していた方と結婚しました。

一部の人への配慮から結果は書けないのですが、夫と私のどちらの姓を名乗るかでひと悶着ありました。

これから入籍する人々のために、周囲からの色々な反応を中心として、状況を少し記録しておこうと思います。

まず大前提として、当人二人の間では、私の姓(妻の姓)を名乗ることで納得していました。私が泣き落としをしたわけでもなければ、特に感情的に訴えたつもりもないです。 read more

善人たちの原理主義 -排他的な正義は社会正義の芽を摘む-

/ 11月 17, 2017/ 世界/日本社会情勢, 国際協力, 日本社会情勢

最近レビュー続きでしたが、今日は観念的なお話をしたいと思います。

このウェブサイトに何度か来てくれている方ならご存知かもしれませんが、私はここに併設する形で保護猫ブログも運営しています。

「動物愛護」をもっと多くの人が身近な問題として考えてくれるようになれば、との思いで、自分なりのアプローチでゆるい啓発活動のつもりでやっています。

そしてここでも5回にわたって「保護猫を迎える」と題した連載記事を書きました。 read more

難民映画祭レビュー「とらわれて~閉じ込められたダダーブの難民~」

/ 11月 5, 2017/ 世界/日本社会情勢, 難民

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が毎年実施している難民映画祭(http://unhcr.refugeefilm.org/2017/)。

今年は私の古巣ダダーブ難民キャンプを取り上げた映画が上映されていたので、見に行ってきました。

日本語で「とらわれて~閉じ込められたダダーブの難民~」と題されたこの映画は、キャンプで暮らす難民やキャンプで支援活動を行うUNHCR職員、第三国定住でアメリカに渡った元難民、そしてジャーナリストや研究者らに取材した内容をまとめたドキュメンタリーです。製作国はアメリカ。 read more

テロ組織と難民支援 -ケニア・ダダーブ難民キャンプの事例-

/ 10月 11, 2017/ アフリカ情報, 世界/日本社会情勢, 国際協力, 難民

前回の記事はルワンダで書きましたが、三連休の間に無事に日本に戻りました。

さきほど知人のFB投稿で知ったのですが、NHKのクローズアップ現代で難民支援についての番組が放映されたようです。

番組ページ:テロ組織が難民支援をねらう!? ~世界最大キャンプ閉鎖の裏で~

放送は終わってしまっていますが、番組名で検索すれば動画も見つかります。

センセーショナルなタイトルの番組ですが、どんな内容なのでしょう。まずは上記ページから、番組紹介を引用します。 read more

私の見たナイジェリア -10月1日ナイジェリア独立記念日によせて-

/ 10月 1, 2017/ アフリカ情報, 世界/日本社会情勢, 国際協力

皆様お久しぶりです、現在東アフリカのルワンダ滞在中です。

出張が終わったらルワンダについての記事を書こうと思っていますが、今日はナイジェリアについて書きます。

ナイジェリアは私が23才で赴任し1年弱を過ごした思い出深い国であり、その後オックスフォードで出会った親友の母国でもあります。

アフリカ一の経済規模と世界一の人口増加率を誇る未来ある大国。 read more

書評:或る現場からの視点「あやつられる難民ー政府、国連、NGOのはざまで」

/ 8月 26, 2017/ 世界/日本社会情勢, 難民

米川正子著の「あやつられる難民ー政府、国連、NGOのはざまで」を読みました。

Amazonのレビューは好意的な意見が多いようですが、NGOで難民支援に関わった人間として感じたことを文章に残しておきたく、書評(のようなもの)を書くことにします。

(以下の画像クリックでAmazonの商品ページに飛びます↓)

まず最初に断わっておきたいのは、失礼ながら日本語がひどく、大変読みにくいということ。 read more

知ることへの責任 -私が書くことを好む理由-

/ 7月 17, 2017/ 世界/日本社会情勢, 働き方, 日本社会情勢

これはとても個人的な話です。

私は日本で夏を過ごすのは3年ぶり、近畿圏で夏を過ごすのは4年ぶりです。

去年も一昨年も年中快適気温のナイロビにいたので、昨年暮れに帰国した時から、日本の梅雨と夏には正直恐々としていました。

19歳で初めて海外に出てから、その後10年間ほどは出たり戻ったりを繰り返したので、過去10年について言えばだいたい日本で過ごした時間と海外で過ごした時間が半々くらいになります。 read more

アフリカ回想録③ 再びこの地へ、エチオピア-2013年

/ 7月 16, 2017/ アフリカ情報, 世界/日本社会情勢, 国際協力

この記事はアフリカ回想録エチオピアシリーズの3回目です。

1回目の記事はこちら→アフリカ回想録① 私の愛しい国、エチオピア-2010年

2回目の記事はこちら→アフリカ回想録② 仕事の原点 エチオピア-2010年

今回は2013年に二度目に訪れた時のお話をしたいと思います。

考えてみれば、一つの国に2回以上別の用件で訪れたのは、エチオピアが初めてだったように思います。同じ仕事をしている時に何度も出張に行くことはもちろんありますが、全く別の用で2度以上訪れた国は、今のところエチオピア以外になさそうです。 read more

アフリカ回想録② 仕事の原点 エチオピア-2010年

/ 7月 9, 2017/ アフリカ情報, 世界/日本社会情勢, 国際協力

シリーズ化するつもりで始めたのに随分間が空いてしまいましたが、アフリカ回想録エチオピア編の2回目です。

1回目の記事はこちら→アフリカ回想録① 私の愛しい国、エチオピア-2010年

前回に引き続き、2010年に現地で撮影した写真を交えながら、今回は私のアフリカとの出会いとなったエチオピア出張を振り返ることで、現在に至るまでのキャリアの原点についてお話ししたいと思います。 read more